公開日: 2015年2月24日

整備士の資格あれこれ:2級整備士と1級整備士

いしやん
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illust3869こんにちわ!整備士資格について今日はお話します。ちょっと難しい話になりますが出来るだけ分かり易く説明できるよう努力します(^^)

整備士

まず自動車には様々な法律が関係してきます。そして自動車整備士が関係する法律が「道路運送車両法」です。
これは「道路運送車両に関し、所有権についての公証を行い、並びに安全性の確保及び公害の防止その他環境の保全並びに整備についての技術向上を図り、あわせて自動車の整備事業の健全は発達に資することにより、公共の福祉を増進することを目的とする」となってます。
この法律の中で、国家資格としての自動車整備士技能検定が実施されています。
この検定は、技術向上のための試験だけではなく、「道路運送車両法」の種々の資格要件と密接に結びついています。
例えば「自動車の整備工場には一定数以上の技能検定に合格したものがいなければならない」という条文があります。
なので、自動車整備業界で働く場合、この「自動車整備士」という資格をが必要ということになります。
ちょっとややこしいですが簡単にいうと車屋で働く時は整備士資格が無いとダメってことになりますね。

二級整備士

二級整備士とは車検工場(認証、指定工場)である場合絶対に決められた人数が必要になってきます。分解整備(例えばブレーキパッド交換など)工場に二級整備士がいないとできません。ただし作業するのはそこの工員ではあれば誰でもよく最終チェックを行ってもらえれば問題ありません。検査員になるのにもこの資格が必要です。

一級整備士

一級整備士とはその資格が無いとできない作業や業務というのは今現在は存在しておりません。(コンピューター診断認定店を習得するのに必要ですが一級の代わりに整備振興会の研修を受ければOKなので絶対無いとダメという訳ではないです。)
それでは何の為にあるかというと、1級自動車整備士は技術者そのものとしての知識や技術を測るだけでなく、アドバイザー能力や現場において安全管理ができるといったような、整備士のリーダー的立場になるための実力を示すものとして存在しています。そして2級整備士の知識と技術に加え、最新の電子技術や環境保全、高度な整備技術力などに関する能力も求められる、自動車整備士の中では最も難関の資格です。
そして今現在では法的にみて大きな違いはないですが、整備士の自動車整備技術者認定資格で最高峰の「コンサルタント」という称号を得る事ができます。この称号を持ってる整備士がいるお店は技術だけではなくお客様に対して整備のアドバイザーとしても一流という事を示します。これから法改正などがありますと1級のみしかできない作業作業の区分がでてくるかもしれません。 現時点で言えることは一級を持ってるということは整備と説明の一流ということですかね(^^)

 

ピットオフにも一級整備士はいます!

 

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そして我々ピットオフでも一級整備士は在籍しております。残念ながら岩見沢店にはまだ習得者はいませんが帯広の大通店に2名在籍してます。今現在ではこの方達だけですが、いずれは自分も一級整備士に挑戦しお客様と会社から認められる整備士を目指します。まだまだ私は未熟ですが一生懸命頑張ります(笑)
それでは今回はこの辺で失礼します(^^)

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いしやん

人生半分きたおっさんですが、気持ちはまだ子供!自然を愛し意味も無くいろんな所に、バイクや車で行ってしまう冒険野郎です。あきれないでお付き合いして下さい。じゃあね!
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