公開日: 2015年1月12日

車検におけるヘッドライト

いしやん
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トンネル

お久しぶりです。

ピットオフ旭川店 オカモト車検センター ちっさいおっさんです。

えっ以前投稿していた店と違う。

気づいた人はすごいです。

実はちっさいおっさんは岩見沢店から旭川店に転勤していたのです。

ももクロ大好きです。最近では本気でファンクラブに入ろうか迷っています。

そんなおっさんの葛藤はほっといて本題です。

車検に通るヘッドライト、通らないヘッドライト

ヘッドライトってみなさん「ついてりゃ車検は合格」と思っていませんか?「夜、前が見えればそれでいいじゃん」と思われがちなのですが実はそうではないんです・・・・世の中にはたくさんのヘッドライトの「球」があるんですが(最近はHIDがだいぶ勢力を伸ばしてきているので球ではなくでバーナーというんですが・・)実はそのそれぞれに特徴があって、また車との相性も関係して「点くけど車検には通らなかった」というケースも多々あります。

ざっくりとですが車検の時にヘッドライトはどういう基準で見られているか、というのを知っておくと車検が楽しくなりますよ

明るさ編

車検の検査の時によく聞く車検不合格の理由にヘッドライトの光量不足があります。実際に運転しているときは明るくて良く見えるのにナゼ?と思われる方も多いでしょう。

はっきり言いましょう。

まぶしさと明るさは別物です!

ここでは見た目の明るさとテスターで測ったときの違いを教えましょう。光量が少ない一番多いパターンは某激安量販店で売っている明るいヘッドライト球を使用している事です。

本来のヘッドライトはすれ違い灯(通常走行時に点灯している状態)の時に40メートル先を、走行用灯(いわゆるハイビーム)の時に100メートル先の障害物を確認できるようになっています。

その状態を確認するために車検時には決められた位置一定量以上の光が集まっていなければいけません。

ライト検査

ちなみに上図は走行用灯の検査の状態です。この範囲に光が集まっていないと車検不合格です。

激安のヘッドライト球はこの光の集まり方が足りないことが多いのです。

光が集まってなくて全体に広がっているので運転している人から見ると明るく見えるのです。

車検対応と書いてあるのかが唯一の判断基準ですがそれでも車検に合格しない物もあります。

ヘッドライト球ぐらいは信頼できるメーカー品を使用したほうが良いんじゃないかと思うちっさいおっさんでした。

ではまたお会いしましょう。

 

 

 

旧車

 

 

車検に通るヘッドライト、通らないヘッドライト(色編)

前回はヘッドライトの明るさについてお話しましたが

今回はその色についてです。

基本的にヘッドライトの色は白色です。

平成17年12月31日以前に製作された物は淡黄色(イエローバルブ)でもオッケーです。

重要なのは光の色が全て同一でなければいけないことです。

ヘッドライト

厳密に言うと上図のように白色でも色の種類が違うと車検に合格しません。

これはよくホワイトバルブ(青いガラスの球)という種類の球を使用していて片方が切れたときにノーマルなヘッドライトバルブ(透明なガラスの球)を付けてしまった場合に起こります。

ヘッドライトバルブ

そんな時は左右同じ物を同時に交換してください。

今流行のH.I.Dをヘッドライトに装着する時も注意が必要です。

H.I.Dには4000Kとか6000Kとか表記してありますが、

これは色温度の表記で数字が大きいから明るい訳ではありません。

あくまでも色温度なので6000K以上になると色が白色ではなくなってしまうので

車検に合格しない場合があるので気をつけましょう。

ではまたお会いしましょう。

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いしやん

人生半分きたおっさんですが、気持ちはまだ子供!自然を愛し意味も無くいろんな所に、バイクや車で行ってしまう冒険野郎です。あきれないでお付き合いして下さい。じゃあね!
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