公開日: 2023年1月27日 - 最終更新日: 2023年1月27日

タイヤ交換の時に気をつけたい事(まとめ)

周と書いて何と読む?
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みなさんタイヤ交換はご自分でされますか?失敗した事はありませんか?

ご自身でタイヤ交換をされる方はもちろん知っているとは思いますが、これからチャレンジしてみようという方にお伝えしたい事があります。

それは・・・「やってしまいがちな失敗」です。
ピットオフ北見店のブロガー二人が書いてくれたのでまとめてみました。

※2015年1月11日に公開した記事を、2023年1月27日に記事に必要な文言等を追記、その他の部分も修正して再度公開しました。

ローテーション編(回転方向に要注意!)

タイヤ交換の時に気を付けたいことローテーション編ですが、まず確認して頂きたい点があります。
それは、ご使用中のタイヤに回転方向があるかです。

回転方向があった場合、ホイールと組みこまれているタイヤは左右でパターンが変わってしまい、左右逆に取り付けると性能が発揮されません。

CIMG1753

こちらの画像はダンロップのSJ8というSUV用のタイヤになります。
手前側に矢印の様なパターンになっているのが分かると思います。

CIMG1756

また、このようにタイヤの側面にも矢印と共にROTATIONと書かれています。

車の駆動方式による装着方法

ローテーションの基本は、車の駆動方式によって異なります。
※この場合、回転方向の無いタイヤでのお話になります。

フロントエンジン・フロントドライブと(通称FF車)は、前輪に履いていたタイヤをそのまま後ろに装着します。
後輪に履いていたタイヤは、前輪の装着するのですが右後ろに履いていたタイヤを左前に装着し、左後ろに履いていたタイヤは右前に装着します。
また、4WDの車も通常同じ方法になります。

フロントエンジン・リアドライブ(通称FR車)は、FF車と別で後輪に履いていたタイヤをそのまま前輪に装着します。
右前に履いていたタイヤは左後ろに装着し、左前に履いていたタイヤは右後ろに装着します。

最近のタイヤ事情

回転方向のあるタイヤの場合は、左右に取り付けが出来ませんので前後に入れ替えになります。
最近では左右非対称のタイヤもあります。

CIMG1754

こちらはヨコハマのアイスガードIG50になります。
左右のパターンが異なり、タイヤの内側と外側が決まっているんです。
こういった左右非対称タイヤの場合は、ホイールと組みこまれている状態(内側と外側が合った組み込み)であれば回転方向を気にせずに取り付けできます。

また、車によって前後サイズの異なるタイヤの場合は上記に当てはまらないので注意が必要になります。

気になった事や、分からない事があれば店頭でもご説明致しますので、是非ご来店ください。

たっちゃんプロフ

 

ハブボルト編

どうもお客様の中には履き潰しのスタッドレスタイヤのままという方もいらっしゃいます。
滑る路面で危ない目にあって慌てて交換する前に、当店で厳選されたタイヤ・ホイールを見に来て下さいね!!

ピットオフではお客様のご希望のタイヤ、ホイールを多数取り揃えていますよ~!

さて、季節ごとに頻繁にタイヤ交換を行う北海道・東北では、脱着に伴うハブボルト・ナットの破損が毎シーズンあります。
お客さまから「ナットが外れないんだけど~」とご相談いただいたり、ピットオフでもいざタイヤを外そうと思ったら全然緩まない、またはナットを付けようとしたらかじってしまって締められない、なんて事があるのもこの時期ですね。
ある意味日常茶飯事です。

写真1

ハブボルト脱着トラブルの原因

原因としては、何度も脱着を行っていると、『ネジ』の部分も摩耗や伸びが生じてしまうからです。
そんな状態で無理やり締めたりすると「あちゃ~」という風になるんですね。

写真2
では、なぜ摩耗や伸びが発生してしまうのか?

まず摩耗は、「金属同士がこすれ合う事で徐々にネジ部分が減っていくため」
伸びは、「過度の締めすぎや何度も交換をして行くうちに金属自体の強度が弱くなってしまうため」です。

いずれも長期間使用していると発生してまう可能性が高いのです。

ハブボルトが破損してしまったら

ボルトの噛みこみや折れが発生します(汗)
こうなるともう一般の方ではお手上げ状態ですよね。。。。。。。。。

写真4

破損してしまったボルトは交換するしかありません!

こうならないためにもナットを正確にはめ込み、なおかつ適正な力加減(トルク管理といいます)で締めこまなくてはなりません。
一般のお客さまだとこの2点を意外におろそかにしてしまうんですね・・・・

私たちはもちろんプロですから、正確な作業を行っています。

写真5
これがトルクレンチ。買ったら高いんですよ~。

写真6
『ピットオフ』はトルクレンチを使用して適正な締め付けを行っております。

だ・か・ら
交換は整備工場完備の『ピットオフ』で是非!!

最寄りの『ピットオフ』でお待ちしております。
っというわけで『鉄矢家』でした~

鉄矢

最後に

どうでしょうか。
身に覚えがある人もいらっしゃるのでは?
何度もやっている人もこれからやろうと思っている人も参考になればと思います。

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さすらいの雑用隊長。おもしろ記事を書くことを第一使命と勘違いしている。バイクネタを書きたくて仕方がないが我慢している50代。犬好き、というかむしろ犬。

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